こんにちは、東京都千代田区・神保町矯正歯科クリニック・院長の東野良治です。

 

ガタガタした歯並びを綺麗に配列するには２つの方法があります

 

①矯正歯科で、自分の歯を動かしてきれいに並べる

②審美歯科で、歯を削って被せ物で並べる

 

 

 

①の矯正歯科で自分の歯を動かしてきれいに並べる

手間暇はかかりますが、多くの歯科医師が同意する最善の方法です。

治療前

治療後

 

 

 

 

②審美歯科で、歯を削って被せ物をかぶせる

問題なのは、ただ歯を削るだけではなく、多くの症例で歯の神経を取る必要があることです。

なぜそうなるかというと、ガタガタしている歯は色々な方向を向いているためです。

まっすぐの向きに歯を被せるために必要な処置です。

自発痛がある場合、神経を取るのは仕方がありません。

しかし、健康な歯の神経を取ることは得策とは言えません。

歯の神経がなくなると、歯自体が脆くなります。

確実にその歯の寿命は短くなるでしょう。

 

 

人生は８０年以上あります。

 

ごくごく短期間で歯並びを変えないといけない特殊事情がなければ「歯を削って被せ物で並べる」という行為自体、冷静に考えれば歯のためにならないことはわかるでしょう。

 

安易な方法により、あとあと歯で苦労したという話をよく聞くのです。

 

私のケースは特殊だから「歯を削って被せ物で並べる」とお考えの方も、せめて矯正歯科に相談していただいた上で決めても遅くないのではないでしょうか？

 

関連ブログ　→　「叢生（歯並びがデコボコ）の原因と治療法」

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＊審美歯科がダメだというわけではありません。今回のようなケースに関して良い選択肢ではないというだけのことです。誤解が生じないように補足いたします。

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歯学博士・矯正歯科専門医である東野良治院長が対応いたします。些細なことでも構いません。お気軽にご相談ください。

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投稿日：2017年6月29日  カテゴリー：よくある質問, 歯並び・かみ合わせ・矯正治療