筋機能矯正装置MUSCLE FUNCTION

筋機能矯正装置とは

筋機能矯正装置

筋機能矯正装置とは、口腔周囲筋の力を有効活用する機能と、異常な口腔周囲筋の力を排除する機能、双方の機能を持ち合わせた矯正装置の総称です。

主に成長期の上下顎の顎間関係を改善させるために用いられます。

本院では、数ある筋機能矯正装置のうち「トレーナー」と呼ばれるタイプの装置を使用しています。

【注意】
※すべての患者さんに筋機能矯正装置による治療を行っているわけではありません。

装置の種類についてはこちら

このような人に用いる装置です

  • 歯がデコボコしている叢生の人
  • かみ合わせが深い過蓋咬合の人
  • 出っ歯・受け口など上下顎のバランスが悪い人
  • できるだけ歯を抜かないで矯正治療をしたい人
  • できるだけワイヤー矯正の時期を短くしたい人
  • 鼻呼吸の練習が必要な人

筋機能矯正装置の8つの特徴

1. お子様の顎の健全な成長を促すことが出来る

お子様の顎の健全な成長

口腔内の不適切な筋肉の緊張を緩和しながら歯列を調整する治療です。

2. 悪習癖を改善する

悪習癖を改善

歯並びを悪くする癖や習慣を改善する手助けをします。

3. 治療中のむし歯リスク減少

むし歯リスク減少

朝起きたらトレーナーはお口から外していただけるので、普段通りのお口のケアが可能です。

4. 痛みが少ない(個人差があります)

痛みが少ない

ワイヤーの矯正装置と比べて痛みが少ないといわれています。また、唇や口の中の粘膜などを傷つけてしまう心配がありません。
治療期間中に、装置が歯から外れてしまうなどの緊急性が少ないことも、特徴のひとつです。

5. 取り外しが出来る

取り外しが出来る

取り外し式の装置を、自宅にいる間のみ使用していただきます。
治療中に矯正装置が目立つことに抵抗がある方でも抵抗感なく始めていただけます。

※Ⅱ期治療ではワイヤー矯正を通常行います。目立たない装置をご希望の方にはマウスピース矯正をお勧めすることもあります。

6. お手入れが簡単

お手入れが簡単

毎日のトレーナーのお手入れも簡単なので清潔に保つことが出来ます。

7. 不快な歯の型をとる必要がない

歯の型をとる必要がない

プリアジャストの装置ですので、歯の型どりが苦手なお子様にも安心です。

8. 金属によるアレルギーの心配がない

金属によるアレルギー

金属成分を一切使用していません。
アレルギー体質で金属ワイヤーを用いた矯正治療が受けられないという方にも安心な治療方法です。

筋機能矯正装置のデメリット

適応できない症例がある

筋機能矯正装置は、あくまでも様々な矯正装置の中の1種類です。

個々の患者様の歯並びに応じた治療計画を立てる診断の際に、必要だと判断された方のみ対象とさせていただいております。

詳しくは、カウンセリングの際にご相談ください。

使用方法を守らないと治らない

1日の規定された装着時間(日中1~2時間と就寝時)が必要です。
最初は装置に慣れていただくために適切な訓練や時間も必要です。

自在に歯を動かすことができない

本装置では、ワイヤーを用いた矯正方法のように自在に歯を動かすことはできません。

矯正治療のゴールは、大人の歯(永久歯)が全てきれいに並び、なおかつ適切な噛み合わせを実現させることにあるため、Ⅱ期治療は必要となります。

※Ⅰ期治療での適切なトレーナー使用により、Ⅱ期治療における患者さんご本人の負担は軽減されます。

筋機能矯正装置の種類

筋機能矯正装置はいくつか種類がありますが、当院では主に以下の2種類の装置を使用しています。(症例に応じて、他の装置を用いることもあります)

マルチファミリー

マルチファミリー

「マルチファミリーシステム」は、5歳以上の患者様に使用することが可能な筋機能矯正装置です。

口腔内の筋肉の緊張を緩和し、歯列を適切に調整します。

マルチファミリー

ムーシールド

ムーシールド

ムーシールドは、受け口の要因となっている口腔周囲筋群の不調和を整え、正常な咬合に誘導する装置です。

乳歯列期および混合歯列期に治療を行うことによって正常な顎骨の成長発育の促進及び、永久歯の正しい生え変わりを期待します。

就寝時にこの装置を装着する事によって舌や口腔周囲筋の状態が整えられ、反対咬合が改善します。

ムーシールドのサイトへ

ムーシールド

治療の流れ

STEP① 無料矯正相談

まずは無料矯正相談を行い、矯正に関する全体的なご説明を致します。

STEP② 検査・診断

口腔内診査・レントゲン撮影・口腔内撮影・型取りなどを行います。
検査結果をもとに丁寧な分析を行い、診断資料を作成し、具体的な治療計画のご説明をいたします。

STEP③ PMTC

歯のクリーニング・フッ素塗布・ハブラシ指導・口腔筋機能検査(必要があれば装置製作のための型どりを行います)

STEP④ 矯正治療開始

矯正装置をお口の中に適合し、問題がなければ使用方法のご説明を致します。
通常、口腔筋機能療法(MFT)のトレーニングも同時に行いますのでその説明も致します。

STEP⑤ 通院

約1か月ごとに来院していただき、装置の調整と口腔筋機能療法(MFT)トレーニングのステップを進めることで、きれいな歯並びを作るための口腔内環境改善を促します。

詳しい治療内容

【Ⅰ期治療】

ご自宅で毎日1~2時間および就寝時にトレーナーを装着します。
慣れないうちは朝までトレーナーをお口の中に留めておくことが難しい場合があります。お子様の場合は、毎日の使用状況を記録するシートをお渡ししますので、ご利用ください。(症例によっては固定式の装置を併用する場合もあります。)

〈経過観察〉

Ⅰ期治療での治療目標に到達したら、トレーナーなどの治療は一時中断し、歯の生え変わりが完了するまで経過観察をします。この間の来院間隔は4~6か月に1回となります。

【Ⅱ期治療】

歯の生え変わりが完了したら、最終的な噛み合わせの調整を行います。
白い審美ブラケットを用いたワイヤー矯正、もしくは取り外しが出来て透明なマウスピース矯正を行ないます。

STEP⑥ 保定

装置をはずした後、何もしないと歯は元の位置に戻ろうとします。
この「後戻り」を防ぐため、保定装置(リテーナー)と呼ばれる装置を使い、矯正治療中に動かした歯列の位置を安定させます。

筋機能矯正装置(トレーナー)のお手入れ方法

適切なケアで治療中も快適に過ごしましょう。

トレーナーの洗い方

トレーナーの手入れ方法
  • トレーナーを取り外したら、必ずこすり洗いします。水またはぬるま湯を使い流水でよくすすいでください。
  • 汚れやにおいが気になる方は、専用の洗浄剤を使用して下さい。
  • 飲食時には、トレーナーを取り外します。

トレーナーの保管方法

トレーナーの保管方法
  • トレーナーを取り外している間は、紛失や破損を防ぐため専用のケースに入れて保管しましょう。
  • ケースにいれずに置いておくと、ホコリを被って不衛生になったり誤って破損してしまったりすることもありますので注意しましょう。
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