矯正歯科のレントゲンについて ~症例~BLOG

こんにちは。

神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。

 

前回は、頭を横から撮るレントゲンの「セファロ」を

ご紹介しました。

 

DSC_0011

↑この患者さんは小学生の女の子です。

DSC_0012

横から見ると、このように前歯が前に出ているタイプです。

 

前歯が出ているタイプの場合、

①上が前に出ているのか、

列が前に出ているのか、

ということが診査項目となってきます。

 

これを調べるためには先述の「セファロ」画像が有効です。

 

撮影した「セファロ」画像を用いて各種測定値を分析して

みると、この女の子の場合は顎の位置は平均値に近く、

歯の位置が前に出ている、ということが明確になりました。

 

レントゲンを撮らなくてもある程度の予測はつけられますが、

より正確な分析のためには、このレントゲン撮影の作業が

大切な要素となります。

 

ということで、、、この子の基本的な治療方針は、

「歯を全体的に後ろに移動させること」と確定しました。

 

現在、歯列の拡大と後方移動を行うべく、下のような

矯正装置を装着して頑張っているところです。

DSC_0001ヘッドギア(サービカルタイプ)

(右側の装置は就寝時のみです。up.gif

 

目で見ただけではわからない情報をレントゲン撮影などを用いて

得ることで、より正確な診断が可能となります。

 

検査は特に痛いことなどはありませんので、どうぞ安心して

受診なさってくださいbye03.gif

 

(*文中の症例内容と写真は、患者さんの許可をいただいて掲載しています。)

 

 

 

 

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院長:東野 良治

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投稿日:2013年3月18日  カテゴリー:子どもの矯正治療

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