こんにちは。
神保町矯正歯科クリニック・副院長の東野麻衣です。
矯正相談の際、
「この歯を抜くんですよね?」と相談者の方が
あらかじめ予想して来られている時があります。
歯列の並びから、ぽこっと外れている歯。
いわゆる八重歯や、口の中に奥まって生えている
真ん中から2番目の歯などを指差されることが
多いですね。
「そういう予想は当たっているのでしょうか?」
結論から言うと、
たいがいは「いいえ」です。
というのも、矯正で抜歯が必要な場合、一番よく
抜く歯は犬歯の一つ後ろ、真ん中から4番目の歯
なんです。その次に多いのはもう一つ後ろの5番目
の歯。
実際にお口の中を拝見し、様々な条件を考慮して
みないと、それぞれの患者さんの計画は立てられ
ませんが、
前から3番目までの歯は、他の歯を抜歯したスペースに
向かって、ぐっと引っ張ってきて、歯列の中に収める
場合が非常に多いんです。
これには様々な理由がありますが、非常にざっくりと
言えば、「長い人生を一番快適に過ごせる歯ならびに
するためにはどうするのがよいか。」を考えた結果の
選択であるということです。
診断の際には、個々の患者さんにとって、
どの歯が抜歯の対象として適当か、
あるいは抜歯しない理由は何か、
などを資料とともにご説明するようにしています。
ご不明点等がございましたら、どうぞ遠慮なく聞いて
くださいね。
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投稿日:2014年1月31日 カテゴリー:歯並び・かみ合わせ・矯正治療
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