矯正治療で歯が動くメカニズムが一目でわかるイラスト


こんにちは、東京都千代田区の矯正歯科専門医院・神保町矯正歯科クリニック院長の東野良治です。*社員B_やるぞ

 

本日は「歯が動くメカニズムが一目でわかるイラスト」をご紹介させていただきます。

(イラストレーターさんに作成してもらいましたkao06.gif。)

 

どうして歯は移動するのでしょうか?

 

疑問に感じる人も多いことでしょう。

 

古くは古代ギリシャ時代、Celsusが「歯は指で圧力を加えることによって移動させることができる」と説いています。

 

このように、不揃いな歯に力を加えて移動させたいという願望が2000年以上も前からあったということがわかります。

 

また、昔から適正な力をうまく加えれば歯は動くのではないかと考えられていたことも窺えます。

 

それでは、歯はどのようなメカニズムで動くのかを見ていきましょう。

 

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▶歯の移動は生体の骨改造現象(代謝反応)を利用しています。

百聞は一見に如かずです。

 

歯が動くメカニズムが一目でわかるイラスト(模式図)をご覧ください。

 

矯正治療で歯が動くメカニズム1ロゴ

 

 

 

▶①歯を移動する前

歯を動かす直前の歯とその周辺構造です。

 

歯は頭の部分(歯冠)と根っこの部分(歯根)からなり、歯根は歯槽骨という骨の中に埋まっています。

 

歯根と歯槽骨の間には繊維や血管からなる歯根膜という構造が存在します。

 

歯根膜は、主に歯に伝わる咬合力を調整したり(クッション作用)、噛みごたえを感じる役割を担っています。

 

矯正治療で歯が動くメカニズム2ロゴ

 

 

 

▶②歯に力を加える→歯が移動

イラストでは、歯を右方向に移動させています。

 

歯は歯根膜内を移動し、右側の歯根膜スペース(圧迫側)が狭くなり、左側の歯根膜スペース(牽引側)が広くなっていることがわかると思います。

 

生体には「恒常性、ホメオスタシス、Homeostasis」という、内部環境を一定状態に保とうとする性質があります。

 

歯の周辺組織も同様に、歯根膜の元の幅を保とうと➂のような現象が生じるのです。

 

矯正治療で歯が動くメカニズム3ロゴ

 

 

 

▶➂骨の吸収(破骨細胞)と骨の生成(骨芽細胞)

ホメオスタシスを達成するため、歯根膜の圧迫側(向かって右)には破骨細胞が、牽引側(向かって左)には骨芽細胞が集まり、骨の吸収と生成が行われます。

 

矯正治療で歯が動くメカニズム4ロゴ

 

 

 

 

▶④歯の移動と骨改造が終了

①~④の流れで歯の移動と周辺環境の改造が完了します。

矯正治療で歯が動くメカニズム5ロゴ

 

この①~④のサイクルを繰り返すことにより歯の移動が行われています。

 

 

 

▶成長期の歯の移動は早い!

歯の移動は一連の代謝反応により達成されます。

 

そのため、成長期といった代謝反応が活発な時期は、矯正治療にも有利に働きます。

 

つまり、歯の移動が速いということです。

 

大人と比べて子供の歯の動きが速いのは、こういうことだったのです。

 

 

 

▶まとめ

歯の移動様式、歯に加える力の種類には様々なものがありますが、歯が動くメカニズムを簡単に説明すると上記のようになります。

(破骨細胞や骨芽細胞はさらに複雑な働きをしていますが、ここでは割愛します。)

 

いかがでしょうか?

 

矯正治療で歯が動く仕組みをご理解いただけたでしょうか?

 

機会があれば、こういったミニ雑学をこれからもご紹介していきたいと思います。

 

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